世界のリゾート英語留学地を比較して表にしてみました。
※あくまでも目安ですので、各学校や、時期、個人の滞在先の選択や生活の仕方により費用は変わってきます。
ハワイ
日本人に人気であり、定番のビーチリゾート、ハワイ。
ハワイには日系人や日本人が多く、日本人に対して好意的な方が多いです。東南アジアのリゾート地やフィジーに比べ、治安・衛生面で確保されていること、何かあった場合でも日本語で対応できる場合が多いことは、初めて留学する方は特に安心だと思います。
デメリットは、物価が日本と変わらないため、交通費、食費、交際費でそれなりにお金がかかることです。また日本人はどの語学学校にも多いようですので、英語だけ話したい方は流されないように注意すべきです。
セブ
日本から4時間半程度ということでとても近く、時差があまりないので短期留学でも時差ぼけの心配がありません。
また、日本に比べると物価がとても安いので生活費が安く済むことが魅力です。
デメリットは学校に日本人が多いので、日本語を使う機会が必然と多くなること。ローカルフィリピン人講師陣はフィリピン訛りの英語を話すことが多いという点です。
また、ネイティブ欧米人がセブ島自体に少なく、街中でも欧米人と会話することが難しいと言えます。
他の大きなデメリットとしては、ハワイ、キプロス、マルタに比べると、衛生面や治安面で気をつけなければいけない点です。
キプロス
世界のリゾート留学地の中で一番日本人が少なく、隣国マルタに比べても断然日本人が少ないと言えます。そのため日本人がいない環境で英語を学びたい方にはぴったりです。
通っている留学生は、アジア人自体が少なく、ヨーロッパ人が殆どを占める為、ヨーロッパ人の友達を作りやすいはずです。
ローカルキプロス人は、マルタ訛りに似たキプロス訛りの英語を話しますが、キプロスにはイギリス人やイギリス系キプロス人が多く、英語学校の講師陣は全てイギリス系キプロス人なので、訛りのない綺麗なネイティブイギリス式英語が学べます。
キプロスは、ヨーロッパ人に人気の観光地で、毎年300万人の観光客のうち100万人がイギリス人観光客であるというくらい、イギリス人が多く、小さな国でありながらイギリス人永住者が6万人もいるという環境なので、日常生活でイギリス式英語に触れたり、練習する機会もたくさんあります。
キプロスのビーチは、リゾート留学としてここに挙げた7箇所の中で唯一、「2017年:世界のベストビーチ25(Trip Adviser)」に入っています。
デメリットは、日本からの距離です。日本からキプロスまでは直行便がなく、安く渡航出来る航空券は片道20時間以上かかる場合も少なくありません。
また、語学学校は隣国マルタや他のリゾート留学地に比べても少ないので、学校の選択肢が少ないです。留学費は他のアジアへの留学と比べて高くなります。
渡航時間や予算よりも欧米人との環境を重視する方にはキプロスは良い留学先です。
キプロスからヨーロッパ各国への格安航空便(日本の国内線より安い)が多数出ているので、留学後にそのままヨーロッパを旅する方などにも向いているかもしれません。
マルタ
日本人が他の留学先に比べて少ないので、日本人がいない環境で英語を学びたい方にはぴったりです。といっても、最近は日本人が増加傾向にあると聞きます。
通っている留学生は多国籍なので、アジア以外の友達も作りやすいはずです。
学校の中には、学校の敷地内に学生寮やプールがあるところもあり魅力的です。
治安は、ここに挙げている7箇所のリゾート留学地の中でキプロスと並び一番良いと言えます。衛生面でも、他のアジアの国々やフィジーよりは安心です。
マルタからもヨーロッパ各国への格安航空便(日本の国内線より安い)が多数出ているので、留学後にそのままヨーロッパを旅する方などにも向いています。
デメリットは、キプロスと同じく日本から直行便がないことと、日本からの距離です。日本からマルタ島までは最低でも片道15時間は飛行機に乗ります。安く渡航出来る航空券は片道20時間以上かかります。
また、留学費は他のアジアへの留学と比べて高くなります。
マルタの語学学校講師は、多少マルタ訛りがあります。しかし、イギリス系マルタ人などイギリス式英語を話す講師もいます。