キプロスについて

キプロスとは

キプロスとは
地中海に浮かぶ四国の半分ほどの大きさの小さな島にある国でEU圏です。日本ではまだまだ知られていないので、英語留学先としては穴場の国です。

 

 
ギリシャ語圏ですが、キプロス共和国は元英国領であることと国全体が観光地である為、英語は第二公用語としてどこにいっても英語が通じ、英語のみで日常生活に支障はないほどです。
英国人移住者が多く、小さな島であるにも関わらずすでに6万人ものイギリス人永住者がいます。学校の教師達もほとんどイギリス系キプロス人であるため、イギリス英語が学べます。
 
温暖な地中海性気候で、年間320日晴天です。夏季は全く雨が降らないため、外でのレジャーの心配をする必要がありません。夏季は日照時間が長く、夜7時半くらいまでは明るいので、午後も長くビーチやレジャーを楽しめます。

冬季も、日中は太陽の日差しが強いため、比較的暖かく過ごしやすいです。ヨーロッパの中では気候が穏やかなのも留学先として選ばれている理由です。

 
約一万年前まで遡る長い歴史があり、島全体にユネスコ世界遺産に登録された文化遺産がたくさんあり、とても歴史のある島です。

またヨーロッパのリゾート地として、限りなく綺麗なゴールデンビーチ、どこまでも続く青い海、ギリシャ神話の愛と美の神アフロディーテ(ヴィーナス)誕生の伝説を生んだ場所などで有名です。

猫が200匹もいるという猫修道院も有名で、猫好きには嬉しい猫の聖地です。

毎年、世界中から3百万人もの観光客が訪れています。そのうち80%はヨーロッパからの観光客で、特にイギリス人観光客は多く、毎年百万人ものイギリス人観光客が訪れています。2017年にはキプロス西部に位置するパフォス市が欧州文化首都に制定されキプロス島は欧州中そして世界中の大きな注目を集めています。
 
治安もよく、食事の美味しさも魅力的な国です。小さな島国とはいえ、とても多くの観光資源に恵まれた国で、留学中の日々の生活には決して飽きることがありません。

 

1974年にトルコが軍事介入してキプロスの北部分(島の領土の37%)を占領しました。首都ニコシアは街の中心で半分に分断されており、半分はトルコ軍占領地域となっているため、
ため、実質島の南半分のみが、キプロス共和国実効支配地域となっています。

侵略による⼈道上、社会的、経済的な影響にもかかわらず、キプロ
スは今⽇も堅実かつ健全な経済的基盤に⽀えられた近代的な社会を維持しています。キプロス共和国は、2004年5⽉にはEUに加盟し、以来、地中海東域におけるEUの灯台としての役割を果たしています。
 
北のトルコ占領部分は、「北キプロス・トルコ共和国」と名乗っており世界で唯一トルコのみが承認する未承認独立国家であるという事情から、貿易相手がトルコのみに限られ、外国からの資本導入も難しいという事情のために、EU加盟しているキプロス共和国に対して、大きな経済格差を起こしています。
北キプロス独自の通貨はなくトルコの通貨を用いています。

 

キプロスは分断国家ということで、危険な紛争地域なのではないかと誤解される方もいますがキプロスはEU加盟国であり、キプロス共和国実効支配地域に関しては至って安全で、経済的にも発展しており治安も極めて良いと言えます。

 

Cyprusとは

 

キプロスのことを、英語ではCyprus(サイプルス)と言います。ちなみにギリシャ語では、日本で呼ばれているようにΚύπρος(キプロス)と言います。

CYPRUS:Deputy Ministry of Tourism-Official Website キプロス政府観光省公式サイト

キプロス基本情報
項目 詳細
首都 Nicosiaニコシア
公用語 Greekギリシャ語/English英語が広く使われています。
民族 主にGreekギリシャ人。その他世界各国から移住者がいます。
宗教 国教はChristianキリスト教(Orthodoxギリシャ正教会)
人口 約112万人(そのうちイギリス人永住者が6万人います)
観光客 3百万人/年 (そのうちイギリス人観光客が一番多く百万人/年)
通貨 Euroユーロ(€)

キプロスの地理的位置
キプロスは東地中海上に位置する地中海の中ではシチリア島、サルデーニャ島に続き3番目に大きい島です。
最東端のEU加盟国です。

 

キプロスの気候

温暖な地中海性気候で、1年320日が晴れであるというとても明るい島です。 年間通して、最高気温30℃~38℃程度、最低気温10℃~18℃程度と比較的温暖です。
 
1年を通して、降水量も少なく、特に夏季5月中旬~10月中旬頃は気温が高く、雲ひとつない青空が広がることが多いです。夏は30℃超えの暑い日が続きますが日本の沖縄や東南アジアより湿度が低いので過ごしやすいです。
 
雨が降らないので楽しい週末のアクティビティーの予定が雨で台無しになるなどの心配がありません。雨を心配せず毎日ビーチに行くことができます。夏季は洗濯物も数時間ですぐに乾くので、着替えをたくさん用意しなくても生活していくことができます。

11月~2月は雨期となりますが、毎日降るわけではなく、降るのも大抵夜間が多いので、冬季でも昼間は晴れていることが多いです。ただ、冬季は朝晩の寒暖差が大きいので長袖のシャツや、カーディガン、ジャケット等の防寒着が必要です。
またトロードス地方のみ山間部となるので、年間通して少し気温が下がり、一番標高の高いオリンポス山の山頂付近には毎年冬に雪が降るのでスキーも楽しめます。
キプロスのベストシーズンは4月~10月。キプロスの綺麗なビーチが満喫できるこの時期は、短期留学の時期としても人気の期間となっています。


 

キプロスと日本の時差
日本との時差は7時間で、日本のほうが7時間早いです。
例:日本:8PM/キプロス:1PM
 
またキプロスにはサマータイムがあるので、4月~10月は夏時間で時差が6時間になります。
※2018年は3/25~10/28がサマータイムとなります。

キプロスの治安
EU加盟国であるキプロス共和国は、周辺のヨーロッパの国々と比べても極めて良いと言えます。日本と同じく銃の保持が禁止されているので安心です。
しかし、有名な観光地ということもあり、観光客を狙うスリなどはやはり当たり前にいるので、貴重品の管理には気を付けましょう。
前年まではアテネにある在ギリシャ日本国大使館がキプロスも管轄していましたが、2018年より首都ニコシアに在キプロス日本国大使館が設立されたため、万が一キプロスで旅券を紛失した場合なども安心です。
 
在キプロス日本国大使館

Cyprus
Embassy of Japan
5 Esperidon Street,
Strovolos 2001, Nicosia, Cyprus

電話:+357-22-394800
Fax:+357-22-319077


キプロス人ってどんな人達?
キプロス人は陽気で明るく親切な国民性です。人懐っこい人が多いので、街中を歩いているだけで声をかけられることもあります。
観光産業が盛んで、観光客や留学生への対応は慣れているので、困ったことがあればなんでも遠慮せずに聞いてみてください。

 

日本⇔キプロスの航空便

キプロスには、ラルナカ(LCA)とパフォス(PFO)の2つの国際空港があり、ヨーロッパ、中近東諸国の各都市と37社以上の国際線で結ばれています。
 
日本からキプロスへは直行便がない為、ヨーロッパや中東の都市を経由して入国することになります。夏休み、クリスマス正月、イースターなどの時期を避ければ往復15万円以下で格安航空券を購入することも可能です。
ただし格安航空券は乗り継ぎ待ち時間が長いことが多いのが難点です。乗継便を待つ時間を含めるとだいたい1日以上かかることが多いです。
キプロスまでの所要時間は、ロンドンから約4時間半、ミュンヘンやフランクフルトから3時間半、アテネから1時間40分、ドバイから3時間半 です。

主要都市からの飛行時間
都市 飛行時間
アテネ 1時間40分
ローマ 2時間25分
ウィーン 3時間
ミュンヘン 3時間30分
フランクフルト 3時間30分
パリ 3時間30分
アムステルダム 3時間30分
ドバイ 3時間³0分
ロンドン 4時間30分
モスクワ 4時間30分
ストックホルム 5時間
ラルナカ国際空港までの飛行時間(経由・乗り継ぎ)の例
航空会社 路線 所要時間
エミレーツ航空(EK) 成田・羽田・関空→ドバイ 11時間17分
ドバイ→ ラルナカ 3時間30分
英国航空
(BA)
成田・羽田・関空→ヒースロー 12時間40分
ヒースロー→ラルナカ 4時間30分
ルフトハンザドイツ航空(LH) 羽田→ミュンヘン 12時間
ミュンヘン→ ラルナカ 3時間30分
また、キプロスからヨーロッパ各都市へは、LCC(格安航空会社)を利用し格安で数時間ほどで行けるので、留学の合間にヨーロッパを巡ってみることも可能です。

 

キプロスの都市

ニコシア(レフコシア) NICOSIA(LEFKOSIA)
首都。街の中心で半分に分断されており、半分はトルコ軍占領地域です。ヴェネツィア時代に作られた城壁があり、その内側は古い町並みが残る旧市街となっています。

 

リマソール(リマソル・レメソス) LIMASSOL(LEMESOS)
キプロス南部の湾岸都市でありキプロス第二の都市。キプロス最大の規模を誇る港があります。近郊には古代遺跡も数多く残り、古代の栄光を偲ばせています。

 

パフォス PAFOS
愛と美の伝説を生んだキプロス最愛の地。キプロスのかつての首都であり、貴重な文化遺産が眠る地としても有名です。2017年には欧州文化都市に制定されました。

 

ラルナカ LARNACA (LARNAKA)
国際空港がありキプロスの入り口。空港近くの塩湖には毎年たくさんの野生のフラミンゴが訪れることで有名です。

 

トロードス地方 TOROODOS
標高1951メートルのオリンポス山を頂点に広がる山間部。その山間には小さな村や修道院が点在します。麓の村々はワインの生産地として有名です。

 

アモホストス(プロタラス〜アヤナパ)
AMMOCHOSTOS (PROTARAS – AGIA NAPA)
青い海と白い砂浜のコントラストが美しいビーチリゾートです。

キプロスには魅力的な都市や村がたくさんあります。
学校主催のアクティビティーで学校があるリマソールから各都市や村へ観光に行くことができます。また個人でもバスで各都市を移動することができます。
 
日本で国際免許証を取ってくれば、レンタカーで各地観光することも可能です。キプロスは日本と同じ左側通行の国であり、レンタカーも日本車が多いので日本人には運転しやすいところです。シーズンや車種にもよりますが一日€20~€30(3千円程)くらいからレンタル出来ます。
 
留学中にすべての都市を周ってみるのもお勧めです。

キプロスの祝祭日・休日
キプロスの祝祭日はキリスト教に基づいているものがほとんどです。国民の祝祭日には語学学校も休校になることが多いです。

 

2018年
1/1  New Year’s Day 元旦
1/6  Epiphany 神現祭
2/19 Clean Monday(Green Monday, Ash Monday) クリーンマンデー
3/20  March equinox  春分の日
3/25  Greek Independence Day ギリシャ独立記念日
4/1  Cyprus National Holiday キプロス共和国国民の日
4/6  Good Friday 聖大金曜日
4/7  Holy Saturday 聖大土曜日
4/8  Easter Sunday イ―スター(復活祭) 聖大日曜日
4/9  Easter Monday イースター(復活祭) 聖大月曜日
5/1  Labor Day/May Day メーデー
5/28 Pentecost Monday National Holiday 聖霊降臨祭,五旬祭(ペンテコステの日)
6/21 June Solstice 夏至
8/15  Assumption of the Virgin Mary 生神女マリアの被昇天祭
9/23  September equinox 秋分の日
10/1  Cyprus independence Day キプロス独立記念日
10/28 Ohi Day  第二次世界大戦ギリシャ参戦記念日
12/21  December Solstice 冬至
12/24  Christmas Eve クリスマスイブ
12/25  Christmas Day クリスマス
12/26  Boxing Day ボクシングデ―
12/31  New Year’s Eve 大晦日
 

 

キプロスの祭り
キプロスの大きな祭りはキプロスの第二の都市リマソール(語学学校の所在地)で行われます。

 

2月 カーニバルパレード(島最大規模のリマソールのパレード)

5月 フラワーフェスティバル(リマソール)

 

7月 リマソールビールフェスティバル

 

8月 リマソールワインフェスティバル

 

キプロスの歴史
 
キプロスの文明は11000年前に始まりました。以下はキプロス留学予定の方々がキプロスを理解するのに役立つキプロス島の11000年の歴史です。
 
紀元前9000~3900年 新石器時代
島に文明が現れはじめ、島最古の居住地の石造りの遺跡はこの時期にまでさかのぼります。 

 

紀元前3900~750年 オリエント諸国支配時代
石器時代から青銅器時代、 幾何学時代、アルカイック古典時代、 ヘレニズム時代へ移行。

 

中東、エジプトとの貿易が始まりました。島の文明が繁栄し、キプロスは東地中海を往来する諸民族、諸文明の中継地となりました。
 
島の繁栄が続き征服者達を引き付け始めました。キプロスは、ヒッタイト、アッシリア、エジプト、ペルシアといったオリエント諸国の支配を受けました。
紀元前1400年以降ギリシャからの商人達が到着し、彼らがギリシャ語、宗教、習慣が広がっていきキプロスでの力を確立し、キプロスで最初の都市を確立しました。

 

紀元前750~30年 ギリシャ時代
アレキサンダー大王の到着。キプロスは彼の帝国の一部となりました。
キプロスは当時の2大商業都市であったアテネとアレキサンドリアの間の中間貿易港として発展しました。

 

紀元前30年~西暦330年 ローマ時代
ローマ人到着。島はローマ帝国の支配下となりました。
 
キリストの12使徒であるパウロと、宣教のパートナーであるバルナバがキプロスでキリスト教を確立しました。

 

西暦330~1191年 ビサンティン時代
ローマ帝国が東西に分裂後、キプロスは東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の管轄下となりました。

 

西暦1192~1489年 フランク王国 時代
1191年十字軍遠征途上、キプロス島沖を航行していた英国王率いる船団の一部が、キプロス島に漂着し、捕虜とされてしました。これに対し英国王リチャード1世がキプロスを攻め落とし、以後キプロスの領有権は英国王に帰することになりました。
 
それにより、キプロス島はギリシャ正教会からカトリック教会の支配下となりました。

 

西暦1489~1571年 ヴェネツィア時代
1489年からはヴェネツィア共和国の支配下となりました。
オスマン-ヴェネツィア戦争(1570年~1573)後、1571年にオスマン帝国がヴェネツィアからキプロスを奪いました。

 

西暦1571~1878年 オスマン時代
キプロスはオスマン帝国の支配下となりました。
 
ニコシアが捕獲され2万人以上の人々が殺されました。キプロスの住民はみなキリスト教徒であったため、みな大きな迫害を受けました。

 

西暦1878~1960年 英国時代
エジプトの植民地化を進めていたイギリスはこの島の戦略的価値に目をつけ、1878年1878年にキプロス島の統治権を獲得しました。
 
1914年勃発した第一次世界大戦でキプロスは英国の支配下となりトルコはすべての権利を失いました。

 

西暦1960年~ キプロス共和国
第二次世界大戦後1960年にイギリスから独立しました。
 
しかし独立後も今現在に至るまでイギリス基地は島の数か所に残されています。この領域にはキプロス共和国政府の主権は及ばず、イギリス主権の下に置かれているイギリスの海外領土です。

 

1974年 島分断の悲劇
1974年にトルコが軍事介入してキプロスの北部分(島の領土の37%)を占領しました。
 
首都ニコシアは街の中心で半分に分断されており、北半分はトルコ軍占領地となっているため、実質島の南半分のみが、キプロス共和国実効支配地域となっています。
 
侵略による⼈道上、社会的、経済的な影響にもかかわらず、キプロ
スは今⽇も堅実かつ健全な経済的基盤に⽀えられた近代的な社会を維持しています。キプロス共和国は、2004年5⽉にはEUに加盟し、以来、地中海東域におけるEUの灯台としての役割を果たしています。
 
北のトルコ占領部分は、「北キプロス・トルコ共和国」と名乗っており世界で唯一トルコのみが承認する未承認独立国家であるという事情から、貿易相手がトルコのみに限られ、外国からの資本導入も難しいという事情のために、EU加盟しているキプロス共和国に対して、大きな経済格差を起こしています。
北キプロス独自の通貨はなくトルコの通貨を用いています。

 

キプロスは分断国家ということで、危険な紛争地域なのではないかと誤解される方もいますがキプロスはEU加盟国であり、キプロス共和国実効支配地域に関しては至って安全で、経済的にも発展しており治安も極めて良いと言えます。

 

魅力の詰まったキプロスで実り多き留学を
小さな島ながら、綺麗な海や世界遺産など見どころ満載のキプロス。
留学先としては日本やアジアではまだ知名度が低いですが、そのため日本人も少なく、治安も良いので勉強する環境としてとても優れています。色々な国籍の留学生からの刺激も受けつつ、海外生活を満喫できること間違いなしです。
 
英語をしっかり学びたいという方はもちろん、英語以外にもいろいろなアクティビティーを楽しみたいという方、地中海のビーチリゾートでの海外生活をエンジョイしたいという方まで、キプロスに英語語学留学をしたいという方は、ぜひお問い合わせフォームから詳細情報をお問い合わせください。

 

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